カレンダーと言えば、私の実家のものを思い出します。
実家はパン屋をしていて、祖父の代からだから創業してもう九十年くらいになります。祖父は最初、自転車にパンを入れた箱を乗せて、売って歩いたらしいです。父の代で給食のパンも製造しました。
父はもう7年ほど前に亡くなり、今は弟の代になっていますが、最近のグルメブームのおかげで、町の他のお店と一緒にテレビで宣伝してもらい、お陰様で新たなお客さんにも来ていただいています。
やっぱり商売だから、そんな小さな店を構える実家もカレンダー作成を毎年頼んで、お客さんに渡しています。
でも、今風の日本や外国の風景の写真入りのものとか、洒落たイラスト入りのものというわけではなく、本当にシンプルで地味な横30センチ、縦40センチぐらいの、月ごとに一枚ずつ切り取って行く形式のものです。
我が家にも毎年もらうが、これが結構お客さんで欲しいという方がいるとのこと。カレンダーの一番上、その月の数字の両側に、小さく前の月と次の月のものが載っているものの、あとはほとんど日にちの数字ばかりが並び、一番下にもちろん店の名前と住所、電話番号が印刷されています。
こんな珍しくもない、目立たないカレンダーだが、たぶんお客さんに便利で欲しいと思っていただいている理由は、毎日の数字の下に予定など書き込める余白があること、また数字の両側には小さく旧暦の日にちと干支、大安・仏滅などの六曜があり、上部の余白には、水無月・文月などの月の名前、それから祝日、節句や年中行事などが書かれていることだと思います。
カレンダーというのは、会社や店にとっては、宣伝広告の一つ。それを欲しいと思っていただいていることには感謝しかありません。弟は、地味だけれど、この暦の形はずっと崩さないつもりだと言っています。
カレンダーと言うと、ノベルティーというイメージがありますね。私の仕事が営業であるためということも関係しているかもしれません。
営業をしていると、顧客に配るカレンダーをよく、仕入先からもらいます。もらうと言っても、それを顧客先に配るので、私がもらうわけではありません。
商品の写真が載っており、商品の広告的なカレンダーです。これを配ると、結構、顧客の方が喜ぶんですよ。きれいなモデルさんが映っていますし、写真もきれいだし、日付も見やすいからだと思います。
私も、このカレンダーは、毎年、一枚は持って帰って、家で使っています。
その関係で、私のイメージの中では、カレンダーとは、ノベルティーの中でも、ひときわ、役立つものということになっています。実際、これを店で買ったことはないです。毎年、仕入先からのものを持って帰っています。
そしてカレンダーと言うのは、タオルや、ボールペンと同じで、商売をしているところでは、必ず必要です。集金日や、支払日を絶えず意識しています。
したがって、顧客が喜ぶノベルティーだと思います。ボールペンの場合、広告文字が小さいですが、カレンダーの場合、広告文字が大きいし、しかも、商品説明の写真などを掲載できますから、喜んでもらえる上に、広告効果も大きいです。
これからも、これをノベルティーとして使う会社は、当面、減らないと思います。
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